アメリカ・ニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する。設計はヘザウィック・スタジオ。
さまざまな空間を形成するために立ち上がるような、新しい地形を目指して設計された。桟橋をひとつの完成した体験としてとらえている。無関係な要素をくっつけるのではなく、ひとつのまとまりのある物体としている。デッキを支える棒の代わりに、杭がデッキとなる。杭はプランターに伸び、それらが一体となって公園の表面を作る。杭の高さを変えることで、公園の輪郭を形成している。桟橋と構造物が一体となっているところが面白い。